この度、小禄病院長に就任いたしました 諸見洋一です。
小禄病院は開院以来「常に最善の医療・福祉サービスの提供を心がけ、地域の皆様との信頼関係を育み地域と共に歩む医療機関を目指します。」という禄寿会の理念のもと、地域の皆様の健康を支えるべく日々の診療に取り組んでまいりました。
さて、沖縄県では、2025年(令和7年)には県民の約4人に1人が高齢者 となると見込まれており、高齢化の進展は医療・介護を取り巻く環境を大きく変化させています。この小禄地域においても、医療や介護を必要とする方の増加が予測されており、将来に備えた適切な医療・福祉サービスの提供体制の整備は、私たちの責務です。
私自身もこの理念を大切にしながら、より質の高い医療を安全に提供できるようスタッフ一同とともに精進してまいります。特に、「医療や介護が必要になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けていける」という地域の皆様の願いに応えるため、当院は急性期から回復期、在宅へと切れ目のないサポートを行う地域包括ケアの中核としての役割を強化してまいります。
患者様一人ひとりに寄り添い、安心して治療を受けていただけるよう誠心誠意努めるとともに、病院での治療だけでなく、訪問診療、介護サービス、地域包括支援センターとの連携を深め、多職種連携による医療・介護の提供に尽力いたします。
小禄病院は、これからも地域の皆様の生活のそばに寄り添い、健康と安心を支える「地域の灯台」であり続けます。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

医療法人禄寿会
小禄病院 病院長

